組織

「渡辺式」家族看護研究会の組織・活動目的・活動内容

組織

【組織図】
「渡辺式」家族看護研究会は、11支部と1つの会(ケアケアの会)で成り立っています。

【活動】
活動は、事例検討会、教育研修、社会広報活動をおこなっています。事例検討会は11支部が主催しており、教育研修、社会広報活動は、ケアケアの会が担当しています。

代 表 柳原清子
副代表 渡辺裕子

目的

「渡辺式」家族看護研究会は、「渡辺式」家族看護アセスメント/支援モデルを用いた事例検討会や交流会、研修会を通じて、家族看護に関わるアセスメントや援助のスキルを高め、参加する人々が互いにエンパワメントされる場を提供することを目的としています。

また研究として、①「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルシートを用いて、事例研究をまとめる②「渡辺式」シートを用いた研修の効果を明らかにしていく、③現場の看護実践を掘り起こして概念化し、家族看護の暗黙知としてあるものを実践知としてまとめていく、③実践家たちの家族支援コンピテンシー(家族に関わる実践能力)の様相をまとめていく、などのテーマが考えられます。

活動内容

①事例検討会の開催・運営

11支部が適宜開催していきます。ポスターやフェイスブック、ホームページなどでお知らせしていきます。

②研修会

研修会は「ケアケアの会」が企画運営し、フェイスブック、ポスターを通して開催をお知らせします。

③交流会

「ケアケアの会」が企画運営し、フェイスブック、ポスターを通して開催をお知らせします。

啓発

看護職以外の対人援助職、あるいは一般住民への「人間関係『見える化』シート」の紹介、普及をはかる活用を進めていきます。

研究・執筆・講演

家族看護や「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルに関しての研究や、事例検討会の相談にのります。また執筆及び講演の窓口として、より専門性のある人への紹介も賜ります。

詳しくは

研究・研修・講演担当
柳原清子(長野県看護大学)
kyana@muc.biglobe.ne.jp

研修・執筆・講演担当
渡辺裕子
kazokucare8666@gmail.com

までご連絡ください。

柳原清子

代表
長野県看護大学看護学部成人看護分野教授

1976年金沢大学医療技術短期大学卒業。その後明治学院大学等で、学部から大学院まで社会福祉学を学び、社会福祉学博士をもつ。看護師の臨床経験(訪問看護含む)約15年以上の後、1994年より日本赤十字武蔵野短期大学、新潟青陵大学、新潟大学で、<老年在宅看護><終末期看護><がん看護><家族看護>を担当する。2008年より東海大学で、<成人看護>を担当し、大学院にて家族支援CNS(専門看護師)および、がん看護CNSの教育を行う。2015年金沢大学で<基礎看護、成人看護>を担当し、2021年4月より現職。主研究テーマを「がん・終末期・家族」をキーワーズとしており、長年「家族の悲嘆研究」を行ってきた。またCNS(専門看護師)の教育を通して、実践家がもつ臨床知の探索とスキルの開発が重要と考え、「渡辺式」家族アセスメント/支援モデルの開発に携わってきた。近年は≪アクティブラーニング≫の教育手法での授業展開と、実践知の探究を行っている。

渡辺裕子

副代表
家族ケア研究所役職研究分野など

名古屋市生まれ。千葉大学看護学部卒業、千葉大学看護研究科修士課程修了。その後、千葉県内のとある町で、保健師として10年間活動し、さまざまな家族と出会う。1992年、千葉大学看護学部寄附講座「家族看護学講座」の教員として5年間勤務。1997年、家族看護研究所設立し、2003年家族ケア研究所と名称変更。家族ケア研究所ではあらゆる領域の家族ケアセミナーを実施し、「月間家族ケア」を発刊してきた。また、患者や家族との関わりに悩む看護者の相談を受けてきた。2013年から活動を一時休止していたが、2018年9月から活動を再会した。
趣味は、料理、ダンス、水彩・鉛筆画。現場の人々の話しを聴くこと、そして事例検討をこよなく愛する。
著書は「家族看護学 理論と実践」(看護協会出版会)共著、「家族看護を基盤とした在宅看護論」(看護協会出版会)共著 など。