「渡辺式」家族看護研究会はどんな所?:皆でワイワイ議論するところ
「渡辺式」家族看護研究会とは、「渡辺式」家族看護アセスメント/支援モデルを用いて、対人援助場面で生じるさまざまな現象への考察を深め、参加する人々が交流し、互いにエンパワメントされる場です。
参加条件は、特にありません。「面白そう」「興味ある」「やりたい!」「学びたい」と思う方はどなたでも参加いただき、皆でワイワイ議論しましょう!
さて、何を議論するのでしょうか?議論して何を目指すのでしょうか?私たちは、以下の3つの考え方をベースにして議論していきたいと思います。
- 現場では、援助に行き詰まりを感じた時には、援助者自らが変わらなければならない
- 変わるためには、相手(家族成員)と自分との間にいったい何が起こっているかを知らなければならない
- どのように自分が変わるべきかの方向性は、本人、家族、援助者の3者のtriple-winが目標である。平たくいえば、皆がそれなりの納得や益がなければならない。誰かの我慢や犠牲は作らない、という目標。そのためには、当然家族内の関係性の調整や集団としての家族の力を引き出す視点が不可欠。それが従来言われている「家族看護」というものだと考えます。
「渡辺式」家族看護見える化シートとシート使用に関して
「渡辺式」家族看護見える化シートは、《「渡辺式」シートⅠ:事例情報シート》と《「渡辺式」シートⅡ: 人間関係「見える化シート》《「渡辺式」シートⅢ:支援方策、実施、評価シート》の3部作で、用途に合わせて、どこからでも記入が開始できる仕組みになっています。用途は下記となります。
☆事例検討会・カンファレンス(シートⅠ, シートⅡ, )
☆コンサルテーション(シートⅠ, シートⅡ)
☆個人での振り返り/事例研究/事例レポート(シートⅠ, シートⅡ, シートⅢ)
この「渡辺式」家族看護見える化シートはどなたでも自由に使えます。シートは印刷して、自由にお使いください。また使用しての事例分析に関するご質問やご意見は、「渡辺式」家族看護研究会までお寄せください。
「渡辺式」家族看護研究会に関してのQ&A
もちろんかまいません。むしろ大歓迎です。
2019年時点で、会費は設定しておりません。事例検討会や交流会、研修会に参加される方は、会場で参加費をいただいております。会則も、今後必要に応じて整備していく予定です。
可能です。むしろ大歓迎です。事例検討会等に参加される場合には、事前に「初めて」であることを担当者にお伝えください。初めての方が戸惑われることのないよう、配慮いたします。
このホームページに貼り付けてあります。自由にダウンロードしてお使いください。また各地で開催される研究会や交流会にも分析シートは準備してあります。そこで手に入れてください。
→<「渡辺式」家族看護見える化シートとシート使用に関して(コンタクト)>
これまでに出版されたもののなかでおすすめしたいのは以下の文献です。
① 柳原清子・渡辺裕子:渡辺式家族アセスメント/支援モデルによる 困った場面課題解決シート 医学書院 2012
② コミュニティケア「利用者・家族とのかかわりに困ったときはコレでスッキリ」 日本看護協会出版会 2019年4月から連載開始
*「渡辺式」家族看護見える化シートの解説とシートを使った事例分析の連載です。
今後、全国に支部を立ち上げる予定です。すでに準備に入っているところもあります。支部に関する情報は、今後このホームページで順次お知らせしていく予定です。
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